経理マンが実践!財務分析を活用して株を購入する方法

経理マンが実践!財務分析を活用して株を購入する方法

本業が経理なので、財務分析を活用し長期目線で株を購入します。


財務分析を活用して購入する方法

初心者におすすめな購入までのフローは下記の通りです。

1.株雑誌を購入
2.アナリスト紹介の銘柄をピックアップ
3.決算短信にて財務分析

4.購入
※前回からの変更点が赤字


ー 今回のポイント ー

アナリストが推す銘柄を参考にする

仕事をする上でもそうですが、どんなことでもその道のプロの意見を聞く
これかなり大事です。人が迷った時に必要なことって経験値と判断力だと思います。
前提として経験値がないと判断の尺度が測れませんから、必然とリスクは大きくなってしまうと考えます。
特に初心者の方は参考にしてみてもいいでしょう。

ただし、あくまで参考です。

コロナにより大きく下落した銘柄ではありますが、こちらの銘柄を分析してみます。

5020 ENEOS(エネルギー会社/ENEOS系)
コロナ収束後、エネルギー需要が戻ることに期待。 原油価格に影響されるのがリスクあり。

もちろん、企業HPも確認します。
【ENEOS (旧 JXTGホールディングス)】
https://www.hd.jxtg-group.co.jp


財務分析

今回、注視すべき項目は以下の2点に絞りたいと思います。

・営業利益(出来たら経常利益) ※決算短信
・四季報に経常利益の記載がないため ・CF(キャッシュフロー)

ー 営業利益 ー
営業外費用等を含めた経常利益で判断したいですが、
上記理由のため営業利益を見てみます。

決算月売上高営業利益税前利益
19/311,129,630537,083508,617
20/310,011,774△113,061△135,764
21/3予7,340,000110,00085,000
※単位:百万円

決算短信記載の通り、がっつりコロナと原油価格の低下が影響出ちゃってます。
21年3月期は軌道修正する予定とのこと。
ここは持久力が試されるところですが、、
これだけではなかなか判断しづらいので、CFも見てみましょう。


ー CF(キャッシュフロー) ー
企業のキャッシュの動きを読みとっていきます。

決算月営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
19/3344,184△206,900△196,662
20/3510,734△371,346△119,808
※単位:百万円

【営業CF】
原油価格下落に伴う棚卸資産の減少。減価償却費の増加。

【投資CF】
再生可能エネルギーへの投資。石油・天然ガス開発事業への投資。

【財務CF】
長期借入金の返済による支出。配当金の支払による支出。
※決算短信より


ここで注目すべきは、投資CFと財務CFです。
一時的に業績は悪かったですが、しっかりと将来へ向けた設備投資を行い、
また借入金の返済・配当金の支払も滞りなくおこなっているみたいですね。
営業CFもしっかりプラスですし、業績悪化をそこまでマイナスと捉える必要はなさそうです。

細かく見れない方は、とりあえず下の見方でもOKです。

営業CF + 投資CF = +値


まとめ

以上のことから、
多少のリスクはありますが、財務分析により長期的目線で購入する方向で検討できました。
振り返ってみます。

・初心者はアナリストの推す銘柄を参考にしてみる
・決算書の経常利益はマイナス値になっていないか
 (営業利益しかない場合はそちらでも可)
・CF計算書の「営業CF+投資CF」はマイナスになっていないか

やはり株式投資に、財務分析は欠かせない要素だと思います。