【できる?できない?】経理がテレワークで仕事をする方法

【できる?できない?】経理がテレワークで仕事をする方法


経理はテレワークで仕事ができるのか?

結論から言うと

できます。

様々な障害はありますが、100%できないということはないです。
この度の外出自粛宣言下において、年度末決算&税務申告を完了することが出来ました。やってみる方向に考えると意外とできるものです。

様々な障害とはどのようなものがあるのか、次項にてピックアップしていきます。



テレワークの障害と対応方法

●ネットワーク環境

VPN接続にて自宅から社内ネットワークに安全に接続する必要があります。
セキュリティ上の問題になります。もちろん導入・構築が必須です。

導入にあたり、事業継続緊急対策(テレワーク)助成金というものがあります。各都道府県で受付期間や条件は違うみたいですが、使わない手はないでしょう。

>>【参考】東京都HP


●書類・伝票印刷

社内には複合機があったりしますが、自宅にはそんな立派なプリンターはないのではないでしょうか。とにかくPDF化で対応します。

印刷しないとやりにくい?

僕も最初はそうでした。
ですが、慣れです。やってみると意外と慣れますよ。

プリンターの選択を下記のPrint to PDFにし、印刷をすると簡単にPDF化ができます。(Windowsの場合)


●FAX受信

オフィス用複合機であれば、だいたい指定のメールアドレスに転送できます。
メーカーの営業の方に一度相談してみるといいと思います。


●請求書・納品書・支払明細書・領収書発行

各種WEB発行で対応可能です。
領収書がWEB発行の場合、印紙税もかかりませんので節約になります。
余談ですが、電子契約書の場合も印紙税はかかりません。
別名「文書税」と呼ばれ、実体のある文書にかかる税金だからです。

ここ最近では商材として取り扱う企業も増えてきました。
楽楽明細・楽楽精算は勢いがあると思っています。

>>楽楽明細


●手形

減ってきているので、なかなか課題点にあがることも少ないかもしれませんが、完全には消滅していないのが頭を悩ませます。

しかし、でんさい(電子記録債権)で対応可能です。
読んで字のごとく、手形の電子版です。詳細はでんさいHPを見ていただければと思います。

>>でんさいネット


●押捺

地味ではありますが、なかなか厄介な問題です。

6月19日に政府が契約書への押印について、押印しなくても契約の効力に影響は生じないと見解を示しました。

これで少しは緩和されたと思いますが、まだまだ押印が必要なものはあります。
おそらく、今後は各種書類の電子化の流れから電子署名での対応が主流となっていくのでしょう。
すでに電子契約書では電子署名を使用しております。


●経費精算

最難関ですね。
まず、小口現金対応している場合は振込対応を行いましょう。

問題は領収書の確認

税務上、領収書原本は必須となっております。そして、保存もしておかないといけません。(原則7年間)
しかし、電子帳簿保存法の適用が認めらた場合、紙での保存は不要となります。

電子帳簿保存法の適用には条件があります。

・領収書スキャンの解像度
・タイムスタンプの付与
・定期的な監査
・データの改ざん不可となる保存方法

などなど・・・あげたらきりがないぐらい細いです。
調べれば調べるほど厳しすぎて断念しそうになるんですが、少しずつ税制改正で緩和されてきてはいます。今後は増えていくのではないでしょうか。

対応しているシステムでは、楽楽精算・コンカーが主流。

>>楽楽精算

>>コンカー


大きいところでは以上の項目になるかと思います。
だいたいが対応可能ではありますが、新しいシステムを導入したり、費用がかかってしまうのがネックではあります。


障害を解消できない場合

すぐにシステムを導入できない場合もあるかと思います。
そういう時は、運用でカバーです。

例えば

・交代制で月もしくは週に一度出社をする
・出社時にまとめて押印する

などですね。
完璧は難しいにしろ、少しでもテレワークで働き方を変えてみるのはオススメです。


テレワークのメリット・デメリット

そもそも、そこまでしてテレワークする必要あるのかどうか。
もちろんメリット・デメリットはあります。

【メリット】
・通勤時間分、自由に使える(満員電車知らずに)
・住む場所を自由に選べる(安い土地への移住など)
・時間に余裕ができ、新しいことにチャレンジしやすくなる

【デメリット】
・運動不足になる
・終電を気にすることがなくなる
・気軽に隣の人に作業確認できなくなる

なぜそんなにテレワークを推すのか。
時間に余裕ができ、ブログを書き始めようと、資産形成をしっかり行おうと思ったのが個人的に大きいです。


まとめ

完全なテレワークを目指すなら、書類を使うことが多い部署になるので電子化がマストとなります。

・様々な障害はあるが、対応策がないわけではない
・運用でカバーする事も考える
・メリットとデメリットを理解する

以上を踏まえ、テレワークを検討してみてはいかがでしょうか。
経理の方も営業の方も、少しでも参考になる箇所があれば嬉しいです。
それでは!

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