【保存版】経理初心者向け、消費税について知ろう

【保存版】経理初心者向け、消費税について知ろう

日本に暮らしていて消費税を知らない人はいないのではないでしょうか。
今回はそんな消費税について、少し紹介していきます。

経理の方はもちろん実務で必須な知識となります。
僕は営業から未経験で経理に転職したんですが、内容の深さに衝撃を受けました。




消費税について知ろう

消費税は、商品・製品の販売やサービスの提供などの取引に対し、広く公平に課税される税です。

消費者が負担し、事業者が納付します。

このように負担者と納付者が異なる税金を『間接税』といいます。
(負担者と納付者が同じ税金は『直接税』といいます。法人税・所得税など)



消費税には内訳が!?

2020年現在、消費税は10%です。

そんな消費税ですが、国税と地方税に分かれています。

一般税率10%:国税7.8%、地方消費税2.2%
軽減税率 8%:国税6.34%、地方消費税1.76%

※軽減税率の内訳は旧税率8%と違います



消費税ってどうすると課税されるの?

消費税の課税には判定基準があります。

【判定基準】4つの要件全てに当てはまる取引かどうか
①国内において行われる取引かどうか
②事業者が事業として行っているかどうか
③対価を得ているかどうか
④資産の譲渡、資産の貸付けまたは役務の提供はあるか

以上の4つの要件に該当する場合、課税取引となります。
逆にどれか1つでも該当しない場合、不課税取引(課税対象外)となります。


4つの要件について

①国内の取引

・資産が所在していた場所が国内かどうか
・役務の提供がおこなわれた場所が国内かどうか

②事業として行っているか

法人の場合、全取引が事業に該当します。

③対価を得ているか

資産ないし利益を得ているか。
無償の場合や、組合の通常会費は該当しないです。

④資産の譲渡等はあるか

商品の販売や、不動産の貸付、サービスの提供など。



課税判定が難しい場合

慣れないうちは、課税なのか課税でないのか即座に判断するのが難しいです。

そういった時はフローチャートで考えるとわかりやすいです。


課税と不課税と非課税の違い

通常の課税取引以外にも色々な種類があります。
課税要件に該当しない不課税取引。
要件を満たしているが課税されない非課税取引など。

どういったものがあるのか見てみましょう。

【不課税】
国外取引や対価を得ない取引

【非課税】
要件を満たしているが、
①消費税の性格になじまないもの
②社会政策的に配慮されるもの

【免税】
主に輸出取引。消費税が0%となる取引

不課税と非課税の具体例は下の通りとなります。

不課税の具体例理由
国外取引国内で取引されていないため
従業員への給与会社が事業としてではなく、「雇用契約」として給与を支払っているため
寄付金・祝金・見舞金・補助金など無償で財産を与えるものである、「対価を得て行う取引」に該当しないため
保険金や共済金資産の譲渡ではないため
株式の配当金や出資の分配金など株主の地位に基づいて支払われるものであり、「対価を得て行う取引」に該当しないため
資産の廃棄、資産の盗難や滅失資産お譲渡ではないため
心身や資産に損害を受けたことよって受け取る損害賠償損害の発生に伴って支払われるものである、「対価を得て行う取引」に該当しないため

非課税の具体例
土地の譲渡及び貸付け
有価証券の譲渡
預貯金や貸付金の利子、保険料や共済掛金など
郵便切手類、印紙、証紙など
国等が行う一定の事務に係る行政手数料
外国為替業務に係る役務の提供
社会保険医療の給付金
介護保険サービスの提供
社会福祉事業等によるサービスの提供
助産
火葬・埋葬料等によるサービスの提供
一定の身体障害者用物品
学校教育
教科書図書の譲渡
住宅の貸付け

業種によりますが、実務で使用する非課税項目は結構限られるので自然と覚えられるかとと思います。

結構多いのは、

保険料/印紙/行政手数料/住宅の貸付け/給付金

でしょうか。
また切手に関しては非課税項目ですが、使用時に課税扱いとなるため課税区分で処理を行うのが一般的です。(通信費計上時)



まとめ

・国内取引において「課税」「不課税」「非課税」「免税」と分かれる
・課税されるには4つの要件がある
・課税されない「不課税」「非課税」の判断には注意

奥が深いですね。
普段何気なく支払っている消費税について、少しは詳しくなれたのではないでしょうか。

そして、前に日々の業務をテレワークで実施したことを書きましたが、実は申告もテレワークで実施しました。
またの機会では申告についてもご紹介したいと思います。


身近な税金を知ることで、少しでも経理の世界に興味をもってもらえると嬉しいです。
それでは!


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