AIの導入で、経理の仕事はなくなるの?

AIの導入で、経理の仕事はなくなるの?

「10年後になくなる仕事」

将来なくなる仕事」

経理という仕事は、よくそのように取り上げられます。

果たしてそうなのでしょうか。AIにより仕事は奪われてしまうのか。

実務を行っていて思うことを書いていきます。






AIの導入で、経理の仕事はなくなるの?

僕は『なくならない』と考えています。

ただし、全てなくなるのではなく一部なくなるのかなと。(あくまで自論です)

まず、AIはどのようなものが得意なのか考えてみます。




AIが得意とすること

AI(artificial intelligence)=人工知能
「『計算(computation)』という概念と『コンピューター(computer)』という道具を用いて『知能』を研究する計算機何学(computer science)の一分野」を指す語

Wikipediaより

随分と学術的な意味ですね。

正直専門分野ではないので、あまり詳しいことは知りませんが、仕事でAIチャットボットを使用している経験から感じたことを書いてみます。

【得意とすること】
・定例的なこと
・回答が決まっている
・白か黒か

【苦手とすること】
・パターン化されていないもの
・曖昧なもの
・白か黒ではなくグレー

現状ではこのようなイメージです。

それでは、経理において「AIに代わる業務」と「人がやり続ける業務」について考えてみます。



AIに代わる業務

前項で挙げた『AIが得意とすること』に該当する業務が以下になります。

・経費精算
・経理処理
・決算
・税務申告
・資金繰り
・入出金処理
・売掛金/買掛金管理
・予実管理
・管理会計

現状で全ては難しいかもしれないですが、パターン化&システム化されていれば可能です。経理業務・財務業務のほとんどを網羅してますね。

となると、やはり経理マンは不要となるのでは?

では、人がやり続ける業務について考えてみます。




人がやり続ける業務

人と人とを重要視する業務が該当します。

・監査対応
・税務調査対応
・営業/取引先対応

対人とのやりとりでは必ずグレーとなる箇所も出てきます。
またそれは相手や相手の状況、こちらの状況によっても変わってくるものです。

もし自分か営業をしていて、取引先に何かお願いをした際、定例的な回答しかもらえなかったら少しイラっとするのが正直なところ。

営業を経験してきたからこそ、そこは特に思います。

では、完全に変えることはできないのか?

個人的には、いずれAIになり代わる時代がくるとも考えています。




すべての経理業務をAIがやるには

人と人を重要視する業務をAI化するには、「人と人」「AIからAI」に変える必要があると思います。

すべてのやりとりをAIがおこない、グレーな判断もなくなった社会。

営業もAI、監査法人もAI、税務署職員もAI。

ちょっとサイバーパンク色が強くなってまいりました。

ただ、そんな世の中になったら人は何をして生きているんでしょうか。

新しい価値観や仕事の中で生きているのかもしれませんね。




まとめ

・経理業務の大半は定例化によりAI化できる
・人と人との業務や、グレーな回答を必要とする場面は難しい
・社会活動の全てがAI化されれば、完全AI化も可能と考えられる

気持ち的にはAIになんて出来ないと思いたいんですが、経理の定例化&システム化によって出来てしまうのが現状です。

しかし、自分は人と人とのやりとりを大事にしていきたいと考えています。

これからの社会がどのように変わっていくのかは想像できませんが、人と人との繋がりだけは大事にしていく社会にしていってほしいと思います。

それでは!